2016年03月

コラム (フリーとアルパイン)

 アルパインクライミングの難易度を上げていくとフリークライミングの領域になる。アルパインを軽視するような間違った意識がいつの間にか育っていた。ところが今冬槍の穂先を登る際ザイルを出す想定をして思案していたが、支点をどこでとるかに大いに苦戦することになった(イメトレの中でですが)。リングボルトもない、ピナクルも欲しい場所であるわけでもない、ハーケンも打ちたいところで適度な割れ目があるわけでもないだろうし。
そしてこれがアルパインの醍醐味だと気がついた。未踏ルートや支点があらかじめ設置されていない場所を登る際、何処からどう登るかを考える。それは登りやすいというだけではなく、何処で支点をとっていくかも含めてである。よくクラックは岩の弱点と言われる。クラックであればカムやハーケンが使える。この支点を構築しながら登る思考力や技術がアルパインたるものでこの能力を身につけることで、未踏の壁や未踏峰を開拓することが出来る、これぞアルパインクライマーにしか出来ない技だと思う。
フリーは難易度の高いフェイス等(アルパインでは支点を構築出来なかった壁等)をボルトをあらかじめ打っておいて支点構築能力を除いた純粋な登攀だけを追及する、こんな感じで近年発展したのだろう。
(
フリーにも新規ルート開拓はあるし、ナチュプロだけの使用で登る場合はどっちなんとか細かい分類は別としてですが)
クライマーの皆さまはこんなことお気づきかと思いますが、僕は今更ながらに気がつきました。

どちらもおもしろい、優劣のつけようがない。
ヒマラヤから戻ったらどちらにもやりたい目標が有ります!

体力づくり

 ヒマラヤの準備を進めながらも週2~3回のクライミングは継続的に続けていましたが、先日またしても指を故障してしまい愕然、ぼちぼち歩きの練習に集中しろとの事なのか?

という事で本日は歩荷でした。

歩きのトレーニングは、歩荷・走る・坂道走荷・石段登りetc、今まで色んな事を手を替え品を替えやってきました。毎回記録をつけていますが溜まりにたまって12年分の記録となりました。

記録を分析してみると、しんどい思いをした割には効果のなかったトレーニングが多数。しかし一時期歩荷のタイムが短縮出来た時期があるのを発見。心肺機能全般、心肺持久力、呼吸筋力、筋持久力、最大筋力人それぞれ何かが壁となり成長のさまたげとなっていると思われますが、僕に関しては最大筋力がネックとなっていたようです。

さらに歩きのトレーニングも週末の歩荷だけでは成長は緩やかだが、クライミングと同じように頻度を増す事で成長が早まる事に気が付きました。

遠征前までにどれだけ仕上がるか楽しみになってきました。



トレ記録

日程とコース

 

日程とコースを公開致します。

カトマンズからシャンゲまでは公共バス、ここから6日間歩いてBCを目指します。

BCにて順応日を設け、HC-山頂というプランです。天候を考え予備日を複数日設けています。

ガーミンGPSのネパールTOPOを購入しましたのでコースをGoogle earthに落としてみました。便利な時代です。


Gアーストレック

マップ
日程
ギャラリー
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰
  • 2016ヒマラヤ・チュルー最東峰